阿部顕嵐

『 ねぇー、 行かないでよ~ 』

「 無理だって 、聞いたじゃん行っていいかって! 」

なんでこんなことになってるかというと

『 はぁっ!? 会社ってこんな男いるの? 』

今日は会社の打ち上げでボウリングに。

そのLINEのグループを見て絶望してる顕嵐。

むしろ会社は男が多いわ当たり前だろが

「 おじさんしかいないから! 」

『 やーだー ○○ ちゃん可愛いもんだめ取られる 』

「 二次会は行かないから! 」

『 あと6分待って 』

「 駅までバイクで送ってくれるならいいけど 」

『 じゃあ打ち上げの場所まで送ってあげる! 』

「 いや、いやそれはいいよ、、 」

名案を思いついた!って感じで顔がぱ~って明るくなる顕嵐笑可愛いよ

『 やだそうする~ 決定ね? 俺のものってすぐわかるでしょ? ふふっ』

「 でも送ったらすぐ帰ってね? 」

『 わかったわかった 』

「 じゃあ行こ 」

ヘルメットをかぶせてちゃんと捕まっててねって言う顕嵐

「 過保護なんだよ顕嵐は 」

『 可愛い子にはそれくらいがいいんだよ 』

「 ふっ、、照れる 」

顕嵐に顔が見えないことをいいことに頬が緩みまくる

『 にやけてるでしょ? 』

「 ばーか笑 」

『 心配なんだよ、なんかあったら連絡しろよ 』

「 大丈夫だよ、顕嵐しかいないから 大好きなのは顕嵐だけだもん 」

『 まぁ俺イケメンだもんね ふふっ 』

こんな風に冗談言うときは照れてるときなの知ってるよ、笑

顕嵐もおんなじようににやけてるのかな、なーんて笑